http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E5%85%B5%E9%9A%8A 高杉晋助
(たかすぎ しんすけ)/声優:子安武人
8月10日生まれ。身長170cm、体重60kg。20代。
攘夷浪士の生き残りで、「攘夷浪士の中で最も過激で最も危険な男」と言われる。
目の色は赤色(アニメでは濃い緑色)。女物を思わすような派手な着物を着用し、キセルを咥え、常に不気味な薄笑いを浮かべている。左目には包帯を巻いており、包帯の下がどうなっているのかは不明。集英社の主催するジャンプスーパーアニメツアー’08では、「黒夜叉」と呼ばれる天人との戦闘があり、その際に左目を切りつけられるシーンが登場している。幼少時代に銀時・桂らと寺子屋に通っていた頃の師であった吉田松陽を奪った世の中に対しての憎しみが行動力の源となっている。
祭りが好きで、派手で大規模なテロ行為による破壊を好む。そのニヒルで破滅的な魅力に惹き付けられている者も多い。攘夷戦争が終結した後は京に身を潜め、数々の破壊活動や幕府要人の惨殺を働いており、幕府からは特に危険視されている。その過激な活動内容から攘夷派内でも彼ら鬼兵隊に手を焼いており、攘夷活動は続けているが現在は穏健派に転向した桂小太郎とはそりが合わず、長らく交流が途絶えていた坂田銀時との再会時の出来事などが重なり2人とは対立している(共に戦った、坂本辰馬との現在の関係は不明)。
紅桜編では説得を試みる桂の言葉に耳を貸さず、宇宙海賊・春雨との取引のため、彼らと敵対したことのある銀時と桂を抹殺しようとさえして見せ、真選組参謀の伊東鴨太郎と会合した際に彼の心中を看破するなど、かなりの洞察力も持ち合わせている。現在は鬼兵隊を復活させて大規模なクーデターを画策しており、下準備として春雨と手を組み、彼らに幕府中央[2]との密約を交わさせるなどして、春雨を軍事的に利用するつもりの模様。
高杉本人が戦っている所は原作ではまだ確認されていないが、アニメのOPでの描写や『銀魂五年生』での解説から攘夷戦争を戦い抜いただけあって、銀時や桂に匹敵する実力を持っていることが判明している。
主に長編でしか登場しないため出番は少ないが、読者からは人気が非常に高く人気投票では第1回、2回共に4位と高順位を獲得している。
本作に登場するキャラ達の中では唯一笑いの要素が無く、トレーディングカードの属性説明などで「ギャグを行わない」と説明がある様に、ボケもツッコミも一切行わない最もシリアスな雰囲気を持つ人物である。作者の空知英秋は公式キャラクターブック「銀ちゃんねる!」内にて「高杉はボケないので動かしづらい」と述べている。(这就是总督不出场的真相吗,有点高兴又好像有点悲伤呜呜呜呜)
モデルは、奇兵隊を創設した長州藩士、高杉晋作。
金魂
アニメガイドブックの登場人物欄では便利屋「万事屋晋ちゃん」を経営しており、危険な依頼しか受けない。ショートアニメ版では額縁に「狂気」と書かれており、壁には似蔵の写真が飾られている。
服装は銀時の物。
3年z組
3巻の挿絵にのみ登場。番格に近い風貌で、制服の下に黒味が掛かった赤いシャツを着ている。左目には包帯の代わりに眼帯を付けている。万斉に“そろばん塾に通っている”という旨の台詞を言っている。似蔵からは「晋ちゃん」と呼ばれ、また子からは先輩と呼ばれている。また、万斉から鬼兵隊という名のバンドに誘われている。
ゲーム
『銀魂 銀時vs土方!? かぶき町銀玉大争奪戦!!』 ではサブイベントクリア後の裏ボスとして登場。彼のみ体力と精神力を表す数値が「???」としか表示されない。また強力な喧嘩銀玉(攻撃用アイテム)を所持しており、その強さは通常ボスをも上回る。
『銀魂 銀さんと一緒!ボクのかぶき町日記』では春雨ボスに僅かではあるが協力。銀時とも剣を交えたが、決着はつかなかった。
『銀魂クエスト』では一定の条件を満たすと歌舞伎町モードで土方と対戦する事になる。もちろん持っている銀玉も強く、HP等も高い。
河上万斉
(かわかみ ばんさい)/声優:山崎たくみ
5月20日生まれ。身長179cm、体重67kg。
鬼兵隊所属の剣豪。人斬り万斉として恐れられる一方で、音楽プロデューサー・つんぽとしての顔も持ち、お通に楽曲を提供している。
また子達が高杉に対して敬語を使っている中、彼のみ「晋助」と呼び捨てにしていることから鬼兵隊の中ではNo.2の立場、もしくは高杉と最も関係が深いからと思われる。サングラスにヘッドホン、革ジャンという現代風のいでたちに似合わず、一人称は「拙者」で喋り方は「~ござる」口調(だが、音楽プロデューサーとしての時、或いは感情が高ぶった時などは現代風口調に変わっている)。常にヘッドホンを着けて音楽を聴いているため、人の話を聞いていないような素振りを見せる。背中に三味線を背負っており、刀もその裏に入れている。
鬼兵隊の中では最も穏健派に近い人物であり、力量や心意気を認めた人物を生かすなど義理堅い面を持ち、攘夷活動でも与えられた役目とその手段が気に入らなければ、たとえ高杉の命令であっても自らの判断でその役目を遂行するなど、己の手段に独特のこだわりを持つ。しかし敵には容赦せず、伊東と自分達が企てる計画にいち早く気付いた山崎を襲撃したり(したが、山崎の心意気が気に入ったため、命は奪わなかった)、一時は手を組んだ伊東すらも真選組壊滅のための手駒として利用するという高杉の意に従い暗殺するなど、冷酷な面も持ち合わせている。表の仕事での性分なのか、音楽用語で人の「魂の響き」を形容する。最初は真選組に加担していた銀時の事を「過去に縛られた生きた亡霊」と蔑んでいたが、戦いを通じて銀時の信念を知った事で、山崎と同様に彼の事を認めたようである。